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×夏休み殺人事件○消えたお菓子の謎【im@sミステリー祭り】

  • 2010/08/12(木) 01:31:16

どうやら俺の夏休みは何者かによって殺害されたようだ。

……毎年殺害されているような気もするけど。
3週目のループで殺害を回避しようと試みたけど
どうやらまた夏休みが殺害されたようで……
(おかげでコミケに製作中のゲームデモ出す予定も吹っ飛びましたorz)

im@sミステリー祭り参加したかったんだけど
動画できませんでした。(m´・ω・`)m ゴメン…
(ちゅーか、MMDXの方とで忙しすぎた……)

幸い、原稿はできてるので
代わりにこのブログに載せておきます。

このような形になりましたが
楽しんでもらえれば幸いです。

「高槻やよいの事件簿 ~消えたお菓子の謎~」です。



某日、事務所にて

やよい「ジュース持ってきました」
伊織「じゃあ、お菓子、いただきましょう」
雪歩「うん」

机に置かれたお菓子の箱をおもむろにあける雪歩
箱の中にはお菓子を作るのに使ったと思われるクッキングペーパーが入っているだけであった。

美希「……」
やよい「……」
伊織「……」
雪歩「お菓子が……、無い?」
伊織「……###」
伊織「誰よ!お菓子勝手に食べたの!!」




数時間前
照りつける日差し

伊織「暑い……」
雪歩「あ、暑いです……」
やよい「暑くて、死にそうです……」

8月の晴れた日。
空には夏の太陽と入道雲
照りつける夏の日差しに
視界が歪むほど熱せられたコンクリート
そして、彼女たちを嘲笑うように
セミの声が響きわたっていた。

伊織「ああっ、もう。なんでこんなに暑いのよっ!」
やよい「し、仕方ないよ……。夏だから」
雪歩「起こったら余計に……暑くなるよ……暑いですぅ……プロデューサーさん」

照りつける夏の日差し。
彼女たちの願いを
どうやら気にも止めていないようだ。

やよい「は、早く事務所に帰りたいです……」



数時間後。事務所にて

た、ただいま~
伊織「や、やっとついたぁ」
美希「おかえりなさいませ、ご主人様」
雪歩「えっ!?」

エプロンを付けたメイドと思いきや
彼女たちの前に現れたのは
事務所のタレントの一人、星井美希だ。

伊織「……」
やよい「……」
伊織「何よ、今の」
美希「んーっと、あいさつの練習」
伊織「どんな挨拶よ」
美希「あなたに私をプレゼント♪」
伊織「はぁ……」

呆れる伊織。

伊織「早く中に入って涼みましょ」
美希「あ、そうだ、デコちゃん」
伊織「なによ」
美希「今ので思い出したんだけど、ここで重大なお知らせがあります!」
雪歩「お知らせ?」
伊織「何かあるの?」
美希「ふふ、ひ・み・つ」
伊織「……##」
雪歩「うーん……」
雪歩「……クッキーですか? 春香さんの」
美希「パンパカパーン! 大正解!」
伊織「さ、奥に行くわよ。やよい」
伊織「冷蔵庫に冷たい飲み物を入れてあるわ」
やよい「はいっ」

美希「あ、待ってよ~」

~~~~~~~~~~~~~~~~

やよい「ジュース持ってきました」
伊織「じゃあ、お菓子、いただきましょう」
雪歩「うん」

机に置かれたお菓子の箱をおもむろにあける雪歩
箱の中にはお菓子を作るのに使ったと思われるクッキングペーパーが入っているだけであった。

美希「……」
やよい「……」
伊織「……」
雪歩「お菓子が……、無い?」
伊織「……###」
伊織「誰よ!お菓子勝手に食べたの!!」


数十分後、事務所にて。

真「で、お菓子を食べられなかったから、怒ってるわけだね」
伊織「当然よ!」
伊織「外すっごく暑っつくてイライラするわ、帰ってきて早々に変なあいさつされて時間なくなるわ、せっかくの春香のお菓子は食べられるわ、誰だって怒るわよ!」
伊織「で、誰が春香のお菓子を食べたのかしら? 亜美、真美、アンタたちかしら?」
亜美真美「え~」
亜美「なんで亜美と」真美「真美が」
亜美真美「疑われるの?」
伊織「そりゃあんたたち、よく人の物勝手に食べてるからよ」
亜美真美「え~」
亜美「確かに前にはるるんのシュークリームうっかり食べちゃって」
真美「そのまま別の人にあげちゃったことあったけど」
亜美真美「今回は食べてないもん!」
伊織「嘘よ!さっさと返しなさぁ~~い!」
真美「言いがかりだ~」
亜美「そうだそうだ」
真「お、落ち着いてよ伊織」
伊織「邪魔しないでよ! 邪魔するってことはあんたが犯人ね」
真「ええっ!?」
伊織「さぁ、お菓子の代わりを出してもらいまし……ひやぁっ」
伊織「何するのよ! 律子」
律子「まぁまぁ、冷たいジュースでも飲んで落ち着きなさい」
伊織「だから、何するのよ!」
律子「いいから飲め!」
伊織「あ、うん……」

冷たい飲み物を飲んだのが良かったらしく
伊織はすぐに落ち着きを取り戻した。

しばらくして……

律子「で、誰も食べてないのね」
亜美真美「うん」
真「そうだよ。それに、そもそもお菓子があったなんて知らなかったし……」
美希「ただいまぁ~、お菓子見つかった?」
雪歩「美希ちゃん、どこ行ってたの?」
美希「薬局でお買い物してたんだよ」
亜美「ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ?」
真美「ゴキブリ……ホイホイ?」
律子「あ、そうよ。美希、あんたが犯人かしら?」
美希「?」
伊織「んー、美希は犯人じゃないと思うわ」
真「なんで?」
伊織「だって、お菓子のこと教えてくれたの美希だもの」
伊織「美希が犯人なら私たちに教える必要ないもの」
律子「確かに……そうよね」
美希「???」
雪歩「ということは……」
雪歩「この中の誰かが嘘を付いているわけですね」
伊織「そうね、詳しい話を聞かせてもらうわ」
伊織「私たちが出かけている間に何をやってたのか、をね。」
伊織「ニヒヒッ。覚悟なさい」


十分後……

雪歩「今の話をまとめると……」
雪歩「真ちゃんは、隣の部屋でトレーニングをしていたんだよね?」
真「うん。今日のトレーニングなんかイマイチだったから、会議室で追加のトレーニングしてたんだ」
律子「……事務所の物、壊さないでね」
真「もちろん! 壊してないよ」
雪歩「亜美ちゃん、真美ちゃんは外で遊んでたんだ」
亜美真美「うん!」
伊織「よくやるわねぇ。外暑いのに」
やよい「何をして遊んでたの?」
亜美「ん~とね、曲に合わせて○×△□を叩くゲームだよ」
律子「! ゲーセンじゃないの!」
真美「ちょ……ちょっと亜美」
伊織「……その話はあとにしましょう」
雪歩「えーっと、次に律子さんですけど」
雪歩「律子さんは一人で事務作業をしていたんですか?」
律子「あ、うん。……私も容疑者ってわけね」
雪歩「はい……、ごめんなさい」
真「そういえば小鳥さんは?」
律子「さぁ? 私が営業から帰ってきた時にはいなかったわよ」
律子「帰ってきたら事務所の仕事が放置されてて」
律子「仕事放り出して、小鳥さんどこ行ったのかしら?」
美希「小鳥ならプロデューサーさんとどっかに行ったみたいだけど」
伊織「『どっか』ってどこよ?」
美希「さぁ?」
美希「急にプロデューサーが『今から小鳥を連れて……に行ってくる』って言ったっきり見てないよ?」
真「どこに連れていったのか覚えてる?」
美希「んー、ラブホテルとか」
一同「!?」
美希「あ、ジョーダンだよ。ジョーダン。ラブホテルじゃないってのは覚えてるよ」
美希「でも、どこに連れていったのかは覚えてないんだけどね」
やよい「……」
伊織「まぁ、いいわ」
伊織「最近のゲームって、自分の名前を登録できるって聞いたことあるわ」
伊織「亜美、真美。そのゲームを遊んでたって証拠は無いかしら?」
律子「確かこういうゲームは最初にカードか何かを買うはずよ。持っているかしら?」
亜美「うんあるよ。はいっ」
伊織「ふーん。嘘はついてないみたいね……」
雪歩「でも伊織ちゃん、カードっていつでも買えるよね?」
真美「今日遊んだって証拠もあるよ。今日全国ランキングに載ったんだ~、ゲーセン行かないと見れないけど」
律子「ちょっと! 変な記者に嗅ぎつけられたらどうすんのよ!」
亜美「律っちゃん大丈夫だって。違う名前付けておいたから」
真美「問題なし!」
伊織「……色々問題がある気がするけど、まぁいいわ」
雪歩「えーっと、律子さん、仕事やっていたということを証明するものってありますか?」
律子「え!? 私?」
律子「ん~、片付けた仕事を見てもらって、小鳥さんの証言があればいいかしら?」
雪歩「あ、そうですね」
伊織「まぁ、律子はさすがに違うわよ」
伊織「で、残ったのは……」
雪歩「ま、まさか」
伊織「真、あんたが犯人よ!」
真「ええっ?」
伊織「さ、真。お菓子の代わりに何を用意してくれるのかしら。おいしいHxxgen-Dazsのアイスクリームかしら、それとも……」
真「ちょ、ちょっと待ってよ。ボクがお菓子を食べた犯人だって!?」
伊織「なによ、言い逃れする気?」
真「なんでボクが犯人なのさ?」
伊織「そりゃ、あんたしかいないからよ」
伊織「トレーニングしていたって証拠なんて無いでしょ?」
真「そ、そりゃ、証拠はないけどさぁ……」
真「そんなこと言ったら、律子だって仕事してたかもしれないけど、お菓子を食べることは出来るし」
真「出かけたプロデューサーや小鳥さんだって食べるチャンスはあったよ」
伊織「むうううぅぅぅぅぅ」
やよい「あの~」
やよい「ちょっと気になったことがあるんですけど……」


真「気になった……こと?」
やよい「はい」
やよい「さっきからすごく気になったのですけど……」
やよい「無くなった春香さんのお菓子って……、どんなお菓子なんですか?」
真「そりゃ……あれ?」
律子「そういえば、聞いてないわね」
亜美「いおりん、はるるんは」
真美「何のお菓子を置いていったの?」
伊織「それは……、そういえば美希から聞いてないわね……」
真美「ミキミキ~」
美希「なに?」
亜美「何のお菓子なの?」
美希「だから、春香だって」
伊織「答になってないわよ」
やよい「伊織ちゃん。美希さんはちゃんと答えてるよ?」
伊織「???」
律子「どういうことかしら?」
やよい「美希さん。そのお菓子って……」
やよい「美希さんが作った春香の"形をした"お菓子ですか?」
美希「そうだけど……、さっきからそう言ってるよね?」
伊織「言ってないわよ!!」
やよい「つまり、最初から春香さん"が作った"お菓子は無かったんです」
やよい「そのお菓子の箱は、多分春香さんがいつも使ってる箱だと思います」
やよい「でも、本当は美希さんのお菓子が入る予定だったんです」
雪歩「じゃあ、なんで美希ちゃんのお菓子が無くなっているのかな?」
やよい「それは、多分美希さんがお菓子作りに失敗したんです!」
やよい「だから箱の中にお菓子が……」
律子「やよい、それはおかしいわ」
やよい「えっ!?」
やよい「律子さん、どうしてですか?」
律子「だって、何で美希はあなた達に『無いお菓子がある』って言ったのかしら?」
雪歩「?」
伊織「あ、そうよね」
伊織「もし、美希が失敗したのなら、私達にお菓子がある。なんて言うはずないわ」
真「じゃあ、一体誰がお菓子を食べたんだろう?」
雪歩「……」
やよい「……」
伊織「……」
律子「……多分、誰も食べないと思うわ」
伊織「食べて無事でいられるとは思わないし……」
雪歩「あ」
雪歩「も、もしかして、小鳥さんが今いないのは美希ちゃんのお菓子を食べて病院に!?」
伊織「さすがに二度はやらないと思うわ。警戒すると思うし……」
伊織「他の人が食べてたら、間違いなく病院送りだと思うけど、みんなピンピンしているし……」
雪歩「うーん……」
やよい「うーん……」
一同「……」
律子「……まさか。事務所の外の人に食べさせたとか」
伊織「ま、まさか……」
律子「美希~!! あら?」
亜美「ミキミキならあっちに行ったよ?」
真美「って、律っちゃんどこ行くの? まってよ~」



律子「美希~」
美希「あ、律子……さん」
伊織「美希、あんたのお菓子、誰かに食べさせてないでしょうね」
美希「誰も食べてないよ。伊織たちに食べてもらおうと思ったのに」
伊織「……危なかったわね」
美希「なんで『危なかった』なの?」
伊織「あんたのお菓子は、食べたら死者が出かねないわよ」
伊織「前に小鳥さんを病院送りにしたでしょ!」
美希「うっ、ま、そーだけどさ」
美希「ミキだって、ちゃんと練習したんだから」
伊織「練習したかどうかはいいから、あんたのお菓子はどうしたのよ?」
美希「うーん、みんなに食べてもらおうと思ってたんだけど」
美希「逃げちゃって」
真「え?」
雪歩「え?」
伊織「へ?」
律子「逃げた?」
やよい「お菓子が、ですか?」
美希「うん」
伊織「どんなお菓子よ!?」
美希「えーっとね。春香の形をしたクッキーで、勝手に動くんだ」
伊織「は?勝手に……動く?」
美希「うん!」
美希「あ、写真取ってたんだ」
美希「こんな感じの春香のクッキーで」
伊織「どこが春香よ!」
美希「焼いたあと冷ましてたら勝手に動き出したんだ」
伊織「なんで勝手に動くのよ!」
美希「で、逃げ出さないように箱に入れていたのに」
美希「逃げ出しちゃったみたいで、今探しているんだよ」
伊織「……」
美希「あ、見つけた!!」
美希「あれだよ。美希が作ったお菓子」
律子「あ、あれ?」

彼女が指さした先には
春香……によく似たクッキーの姿焼きがあった。
そして、その"クッキー"は彼女たちに気づいたようで
ゆっくりとこちらを振り向いた

真「う、動いた!?」

"クッキー"は這い蹲り、彼女に近づいていき
そして……

きやあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ
(End)
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